毎日ビデオジャーナリズムラボ

第2期 (2017年10月-2018年3月)

映像等で発信し続けているプロフェッショナルから発信のノウハウを実践的に学び、個人の発信力育成を目指す全6回のワークショップ(毎日新聞社/GARDEN主催)です。

開催概要

対象:市民発信に意欲のある方
スマホでの撮影・編集以上のスキルを求める方
期間:2017年10月〜2018年3月
時間:14時から18時
場所:エムワイ貸会議室 四谷三丁目
(第6回のみ毎日新聞社内「毎日ホール」)
受講料:全6回講座3万円(税込)

目標:
1、市民発信の意義を学ぶ
2、基本的な取材スキル、撮影スキルを身につける
・ビデオカメラ(iPhoneも含む)での撮影方法(構図、光のコツ)
・画角(アップ、ロング、ズーム、ドリー、パーン)の理解
・素材(インタビュー、シーン、情景等)の理解
・インタビュー方法
・自分なりの視点を持つこと
3、被写体と向き合い、声を聞くという姿勢を身につける
ナレーションやレポーターの声をなるべく入れずに被写体の声を重視した映像作りを重視する

日程

第1回
10/29
ゲスト講座:「私の視点・私の手段」 浅生 鴨さん
浅生 鴨さん
NHK職員時代に担当した広報局のツイッターアカウント@NHK_PRの中の人1号として話題を集める。初の短編小説「エビくん」は各方面の注目を浴び日本文芸家協会編『文学2014』に収録された。著書に『伴走者』『どこでもない場所』など。
ワークショップ:動画制作1「場所を伝える」ポイント説明・撮影・復習
第2回
11/26
ゲスト講座:「言葉を映像にする力」」 安田 菜津紀さん
安田 菜津紀さん
1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
ワークショップ:動画制作1「場所を伝える」発表会/動画制作2「詩に映像をつけてみる」説明
第3回
12/17
ゲスト講座:「聴く力」」 笠井 千晶さん
笠井 千晶さん
放送局報道記者など15年の経験を経てフリーに。日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門最優秀賞(2004年)など受賞。震災後、東北での撮影と映像制作、個人上映会の開催を続ける。東日本大震災を映像で伝える「想い願うプロジェクト」主催。最新作は「Life 生きてゆく」。
ワークショップ:動画制作2「詩に映像をつけてみる」発表会/「言葉の因数分解」
第4回
01/28
ゲスト講座:「被写体と向き合うということ」 安岡 卓治さん
安岡 卓治さん
原一男監督「ゆきゆきて、神軍」(1988)の助監督を経て、園子温らのインディーズ映画を数多くプロデュース。森達也監督作品『A』『A2』で撮影・編集を共同、製作も担当する。プロデュース作品「LittleBird イラク戦火の家族たち」(2005)がロカルノ国際映画祭人権部門最優秀賞受賞。共同監督作品「311」(2011)、編集作品「遺言 原発さえなければ」(2013)が山形国際ドキュメンタリー映画祭で公式上映。
ワークショップ:自由制作「あなたの年越しスケッチ」/動画発表会最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」ストーリーピッチ
第5回
02/25
ゲスト講座:「巻き込む力」 阿部 広太郎さん
阿部 広太郎さん
電通、コンテンツビジネス・デザイン・センター所属。「企画でメシを食っていく」主宰。「今でしょ!」が話題になった東進ハイスクールのCM「生徒への檄文篇」の制作に携わる。現在は、作詞や企画など、言葉の力を軸にコンテンツ開発を担う。映画「アイスと雨音」、「君が君で君だ」プロデューサー、「ダイアログ」シリーズを追ったドキュメンタリー番組「未知との対話」企画・プロデュース。シンガーソングライター向井太一「FLY」「Blue」「空 feat. SALU」」共作詞。著書に、『待っていても、はじまらない。―潔く前に進め』(弘文堂)。
ワークショップ:最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」グループ別相談会
第6回
03/21
ゲスト講座:「動画制作発表会」 想田 和弘さん
想田 和弘さん
東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手がけた後、台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』(07)、『精神』(08)、『Peace』(10)、『演劇1』(12)、『演劇2』(12)、『選挙2』(13)、『牡蠣工場』(15)があり、国際映画祭などでの受賞多数。最新作は『港町』『The Big House』。
ワークショップ:最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」発表会

動画作品

心が沸いた賞(下村健一さん賞)
心を沸かす銭湯
最優秀賞
どうしたらもっと身近に感じられるのかな?(アフガニスタン編)
毎日新聞社賞
キモノのミライ
毎日新聞社賞
13歳げんたの挑戦!
これから始まる賞(下村健一さん賞)
家族ってなに?兄とのある1日
結局撮れてるで賞(想田和弘さん賞)
私が撮る理由
8bitNews賞(堀潤さん賞)
自分と向きあう
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