第2期毎日ビデオジャーナリズムラボ最終回は、「観察映画」という独自の手段で映像表現をされる想田和弘監督をお招きし、新作「港町」「ザ・ビッグハウス」の撮影の裏側などについてお話を伺いました。「観察するからこそ雑念をなくして伝えられる」など、想田監督の一言一言から「観察映画」の手法が垣間見えてくるようで、受講生も大満足。講座後、受講生から「説明しすぎず、見る人を信頼する作り方、私もできるようになりたいと思いました」「目の前の状況を観察すること、よく見て、よく聞くこと、この点が十分にできていないことを気づかされました」という感想が聞かれました。

後半は受講生の作品発表会と授賞式。受賞された皆さん、改めましておめでとうございます！

▽最優秀賞＝「どうしたらもっと身近に感じられるのかな？（アフガニスタン編）」（小河原絵美さん）
▽毎日新聞社賞＝「キモノのミライ」（小菅律子さん）
▽毎日新聞社賞＝「13歳げんたの挑戦！」（二子真希子さん）
▽これから始まる賞「家族ってなに？兄とのある１日」（野村良江さん）
▽心が沸いた賞＝「心を沸かす銭湯」（岡本和馬さん）
▽結局撮れてるで賞＝「私が撮る理由」（野田智子さん）
▽８ｂｉｔＮｅｗｓ賞＝「自分と向きあう」（吉田昂平さん）

受講生の皆さん、半年間の受講をありがとうございました。それぞれ、勉学やお仕事など日々の営みを続けていくだけでも大変な中、自問自答しながら発信と向き合うみなさんに、心から敬意を評します。「私の視点」からの個性溢れる作品、本当に素敵でした。

第3期以降の毎日ビデオジャーナリズムラボも、どうぞよろしくお願いいたします。