第3期 (2018年4-9月)
映像等で発信し続けているプロフェッショナルから発信のノウハウを実践的に学び、個人の発信力育成を目指す全6回のワークショップ(毎日新聞社/GARDEN主催)です。
開催概要
対象:市民発信に意欲のある方
期間:2018年4月〜9月
時間:14時〜18時
場所:エムワイ貸会議室 四谷三丁目
(第6回のみ毎日新聞社内「毎日ホール」)
受講料:全6回講座 30,000円(税込)
目標:
1、市民発信の意義を学ぶ
2、大切にしたい撮影、取材、編集ポイントを身につける
・画角のメリハリ(アップ、ロング、(ズーム、ドリー、パーン))
・自然音を活かす
・ざらっと感、現場感を大切に
・言葉の因数分解で丁寧に声を聞くこと
3、「私だから伝えられる」現場を、「私の視点」で
日程
第1回
04/15
ゲスト講座:「私の視点・私の手段」 スプツニ子さん
スプツニ子さん
ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学部を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了。2013年からマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教として
デザイン・フィクション研究室を主宰し、2017年より現職。RCA在学中より、テクノロジーによって変化する社会を考察・議論するデザイン作品を制作。 ワークショップ:「編集は撮影の時点から始まっている」
第2回
05/27
ゲスト講座:「自問自答する」 代島 治彦さん
代島 治彦さん
有限会社スコブル工房代表。1994年9月から2003年4月までミニシアター「BOX東中野(現・ポレポレ東中野)」を経営。多数の映画・テレビ番組を製作・演出。2007年より映画美学校講師を務める。最新作の
「三里塚のイカロス」で第72回毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞を受賞。現在、全国順次公開中。 ワークショップ:物語の法則/動画制作1「場所をスケッチする」発表会
第3回
06/24
ゲスト講座:「被写体と向き合うということ」 森 達也さん
森 達也さん
1998年オウム真理教の現役信者を被写体としたドキュメンタリー映画「A」を公開。ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。2011年『A3』で講談社ノンフィクション賞を受賞。最新作は「FAKE」。 ワークショップ:インタビュー練習「言葉の因数分解に挑戦」
第4回
07/29
ゲスト講座:「聴く力」 豊田 直巳さん
豊田 直巳さん
2003年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。イラクやパレスチナなどの紛争地を巡り、人々にとっての「戦争と平和」を写真や映像で報道。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリ取材の経験から、原発震災以降はフクシマを中心に取材し、新聞、雑誌やテレビで報道。 ワークショップ:ジャーナリストが撮影と編集の間にしていること/最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」相談会
第5回
08/26
ゲスト講座:「メディアと大衆」 高橋 浩祐さん
高橋 浩祐さん
英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』東京特派員。2003年12月米国コロンビア大学大学院でジャーナリズム、国際関係公共政策の修士号取得。ハフィントンポスト日本版編集長や日経CNBCコメンテーターを歴任。朝日新聞社、ブルームバーグ・ニューズ、 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、ロイター通信で記者や編集者を務める。 ワークショップ:ペタ/最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」相談会
第6回
09/24
ゲスト講座:「衝突する正義を前に取材者は何を撮るのか〜なぜ発信を続けるのか〜」 佐藤慧さん
佐藤慧さん
Dialogue for People所属。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国家−人種−宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。2011年世界ピースアートコンクール入賞。著書に『Fragments 魂のかけら 東日本大震災の記憶』(かもがわ出版)、他。 ワークショップ:最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」発表会