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第2回 | 毎日ビデオジャーナリズムラボ

第3期 (2018年4-9月)

第2回:2018年05月27日

ゲスト講座:自問自答する

代島 治彦さん
映画作家/プロデューサー
有限会社スコブル工房代表。1994年9月から2003年4月までミニシアター「BOX東中野(現・ポレポレ東中野)」を経営。多数の映画・テレビ番組を製作・演出。2007年より映画美学校講師を務める。最新作の 「三里塚のイカロス」で第72回毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞を受賞。現在、全国順次公開中。

ワークショップ:物語の法則/動画制作1「場所をスケッチする」発表会

  • 物語の法則「起承転結」「Hero’s Journey」
    →報道現場での「起承転結」
    →「起承転結」を使ってみよう
  • 動画制作1「場所をスケッチする」発表会
    (課題:撮影・編集)

レポート

今日は「自問自答する」をテーマに、映画プロデューサーの代島治彦さんをゲスト講師としてお迎えしました。代島さんは三里塚闘争(成田空港建設反対闘争)の「その後の50年」を描いた最新作「三里塚のイカロス」で毎日映画コンクールでドキュメンタリー賞を受賞されています。「三里塚のイカロス」の制作背景について伺う中で、「作品の時代性」の話へ。渦中の時代だと政治性を帯びてしまうものも、「半世紀経ったからこそ価値を持って伝えられること、見えてくることがあった」と。この話を受け、レギュラー講師の堀さんは、「この時代に残すべきものだということが記録されていれば、10年、20年経っても必ずそこに残っている。その時代の映像を残してくれる仲間が増えたら」と受講生に呼びかけました。

後半は「物語の構成」についてのレクチャーを。動画制作にも新聞記事を書く際にも共通する「起承転結」の構成。伝える現場のプロが実際にどのように「起承転結」を使っているのか、レギュラー講師の皆さんが教えてくださいました。

また、初回講座で受講生の皆さんに出した課題の発表会も。「動画をスケッチする」というテーマで、受講生それぞれが1分間の動画作品を制作。初回講座で学んだ「画角のメリハリ」は意識できているか、どんな場所かを伝えられるだけの素材を集め「スケッチ」できているかなど、講師がそれぞれの作品に講評しました。何を伝えたいのかというテーマを明確にすることでより良くなる作品が多かった印象でした。この点は、第6回までの講座の中でさらに学んでいきましょう!初めて動画撮影・編集にチャレンジした受講生の方もいらっしゃいましたが、見事に1つの作品を完成されたのを拝見でき、経験者の受講生からもユニーク作品が集まり、嬉しい発表会となりました。

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