第1回:2019年10月13日
ゲスト講座:私の視点〜心を動かす当事者発信〜
ワークショップ:「編集は撮影の時点から始まっている」
- 編集の時に困らないための撮影ポイントをレクチャー
- 「きれいなアップとロング」を写真で撮ってみよう!
「毎日ビデオジャーナリズムラボ」も第6期を迎え、10月13日に無事に開講致しました。第6期も、全6回講座を通じて「私だからできる」発信を学び、探って参ります!初回は、日本のジャーナリズムに一石を投じ続ける東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんをお迎えし「私の視点〜心を動かす当事者発信〜」をテーマにお話をお伺いしました。「素朴に湧く自分の『怒り』や『疑問』」が発信への原動力になっているという望月記者。伊藤詩織さんの事件でも、「詩織さんの勇気」に突き動かされ、「新聞以外でも『おかしいことがあった』ということだけでも伝えたい」とSNS等でも積極的に発信を続けてこられました。「Twitterを始めて、記者が市民と共にジャーナリズムの形を追求できるようになった」と話します。これから「私だからできる」発信を学んでいく受講生に対し、「ずっと見続けてきた市民だからこそ発信できることがある。一市民の持つ問題意識は、会見に出て記事を書いただけの記者の問題意識よりも勝ることもある」とメッセージをくださいました。
受講生からは、
「望月さんのお話、力をもらいました」
「望月記者のバイタリティあふれたジャーナリスト魂に感動した」
「多勢に叩かれても少数の本音で助けられているのが感動でした」
「『伝える』は、周りの支えも(応える)伝える人の仲間だと学べました」
「自分が思っていること、考えていることをありのままに表現すれば良いんだなと感じました」
「伝えるために必要な「心構え」について、初回から考える機会をたくさん得られたのがよかった」
「最前線でご活躍する記者ならではのアグレッシブな語りは大変興味深く、視点の多様さを学ぶ好機となった」
など、多くの感想が寄せられました。