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第1回 | 毎日ビデオジャーナリズムラボ

第4期(2018年10月-2019年3月)

第1回:2018年10月28日

ゲスト講座:私の視点・私の手段

ワタナベアニさん
写真家/アートディレクター
1964年生まれ。神奈川県横浜市出身。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務後「NINJA FILMS」設立。アートディレクター・クリエイティブディレクターとして「45R」などのブランディングデザインを手掛ける。2006年よりアートディレクターと並行して写真家としての活動を本格的にスタート。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展を中心に活動。

ワークショップ:「編集は撮影の時点から始まっている」

  • 編集の時に困らないための撮影ポイントをレクチャー
  • 「きれいなアップとロング」を写真で撮ってみよう!

レポート

毎日ビデオジャーナリズムラボは、10月から第4期を開講致しました。第1回講座は、写真家でアートディレクターのワタナベアニさんをお迎えし、「私の視点・私の手段」のテーマでお話を伺いました。写真は、何かをチョイスすることだとし、「『私の見える世界はこうです』と示すことがマイクロメディアで、『今何をするか、何を見せたいか』が抜け落ちると伝わらない」と教えてくださいました。また、日常を生きていることの記録が写真だとし、大手メディアではあまり伝えられることのない「問題がないこと」「当たり前のこと」を撮影しているとお話しされていました。「問題がないこと」「当たり前のこと」を発信できるのは、市民メディアの特権でもあります。受講生の皆さんにも、自分の視点から今の日常を前向きに発信していてって欲しいと願っています。

また、ワタナベアニさんは、黒バックの写真を撮影するための黒い背景布を日々持ち歩いていると言います。「人を平等に見る」ことを大切にしているというワタナベアニさん。そのために、自分を中立の立場に置き、被写体視点を水平に保つなど意識する中で、黒バックは余計な情報を遮断するのに役立つとのことでした。講座内では特別に、黒背景を使っての撮影の様子を実際に再現してくださり、レギュラー講師もスタッフも、贅沢な時間を共有することができました。

初回講座後半は、「編集は撮影の時点から始まっている」をテーマに、撮影の基礎についてのレクチャー。一番大切なのは、明確な意図を持って 撮影をすること。「何を見せるのか」、「なぜその動き(アップ・ロング等)をするのか」、自分で理解した上で撮影に臨むことを学びました。実際に写真撮影のワークショップも。「秋」をテーマに、綺麗なロングとアップの写真を撮影する練習をしました。撮影した写真は、ワタナベアニさんがご講評くださいました。看板やショーウィンドウ、自動販売機を撮影していた受講生が多い中、「他人のクリエイティブに乗っかるな」との言葉をくださり、大変刺激を受ける時間となりました。講座内では写真で練習しましたが、次回講座までの課題では動画での撮影にチャレンジします!この講座から半年間でどんな作品が生まれるのか、とても楽しみです!

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