第5回:2018年08月26日
ゲスト講座:メディアと大衆
ワークショップ:ペタ/最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」相談会
- ペタ 〜ストーリー構成を考える手法〜
- 最後の動画制作「私の伝えたい現場 –1人の視点から見る-」相談会
(課題:書き起こしを行なった上でスクリプトを作成・撮影・編集)
第3期毎日ビデオジャーナリズムラボ第5回講座は、国際ジャーナリストの高橋浩祐さんをお招きし、「メディアと大衆」をテーマにお話を伺いました。「現場で出てくる情報はおもしろい。街密着の取材が大好き」だと話す高橋さんは、市民の課題を発掘して下から上に突きつける「シビック・ジャーナリズム」が日本には欠けていると嘆きます。コロンビア大学ジャーナリズムスクールで街を取材し書かれた記事をご紹介くださり、人やエピソードに特化して社会問題を伝える「ひと物語」を受講生にもぜひチャレンジして欲しいとメッセージをくださいました。
講座の後半は、ストーリー構成を考える「ペタ」と呼ばれる手法についてレギュラー講師の堀潤からのレクチャーから始まりました。「ペタ」は、3色のポストイットを使用して行います。ピンク色がストーリーの軸である「起承転結」を、黄色がシーンを、青色がインタビューを示しています。「ピンク色の軸の順番を入れ替えることで映像が一気に面白くなることがよくある」という実際の報道現場の話も共有されました。ペタは映像の構成を考える時だけでなく、プレゼンをする時や、論理的思考を身につけるためにも役立ちます!是非皆さんもトライしてみてください。