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第5回 | 毎日ビデオジャーナリズムラボ

第1期 (2017年4-9月)

第5回:2017年08月27日

ゲスト講座:被写体と向き合うということ/オーディエンスを考える

佐藤 ビンゴさん
「Vice Media Japan」代表取締役
1995年結成の「54-71」でバンド活動を行う傍ら、2007年に音楽レーベル&プロモーター事業を行う「contrarede」を設立。雑誌「Libertin DUNE」の刊行やバンドの海外ツアーを通じて「Vice US」との交流を深め、2012年には、日本支社「Vice Media Japan」を設立。
森 達也さん
映画監督/作家
1998年オウム真理教の現役信者を被写体としたドキュメンタリー映画「A」を公開。ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。2011年『A3』で講談社ノンフィクション賞を受賞。最新作は「FAKE」。

ワークショップ:最後の動画制作「私の見つけたおもしろい人(密着編)」相談会

  • 最後の動画制作「私の見つけたおもしろい人(密着編)」相談会
    (課題:撮影・編集)

レポート

毎日ビデオジャーナリズムラボ第5回講座は、ドキュメンタリー映画監督の森達也さんと、Vice Japan代表の佐藤ビンゴさんをお迎えし、エッジの効いた作品を生み出し続けるお二方から、被写体と向き合う姿勢やオーディエンスについて考えました。オウム真理教を追った「A」、佐村河内守氏を追った「FAKE」などのドキュメンタリー映画を制作して来た森達也さん。「客観的なカメラワークなんてあり得ない。そう気付いた時からドキュメンタリーへの考えが変わった。自分の思いを出すのがドキュメンタリーなんだ」と話す森さんに対し、「メディアの加害性や後ろめたさを感じる」と話すVice Japanの佐藤ビンゴさん。その話に共感を持った森達也さんは「後ろめたさがなくなると正義になる。メディアで働く人は全員後ろめたさを持つべきだ。」「カメラを持って『寄り添う』なんて出来ない」と話されていました。お2人の講師から、伝えることの責任を真摯に考える時間となりました。

後半は、1ヶ月後に迫った動画制作発表会「わたしの見つけたおもしろい人(密着編)」に向け、相談会を行いました。仕上げの段階に入り、最後に聞いておきたいことを各レギュラー講師から真剣に学んでいました。いよいよ次回は発表会です!

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