毎日ビデオジャーナリズムラボ第2回講座は、広告や映画の製作をされている湯川篤毅さんをお迎えし、「ストーリーを伝える」をテーマにレクチャーをしていただきました。湯川さんは、代表作の「Love Distance」をはじめ、広告でありながらドキュメンタリーの手法を用いてこられました。「嘘を言いたくない」「どちらを選ぶのか、答えはシンプル」「発信するには責任がある」など、プロフェッショナルであると同時に心を持って一つひとつの作品に向き合っておられる湯川さんの一言一言に胸を打たれました。

後半は、前回の講座で「場所を伝える」をテーマに撮影した作品の発表会から。撮影場所の公園のトイレや看板など特定のものだけに視点を絞った作品、カメラワークに安定感のある作品、ユニークな画角を使っている作品など、他の受講生の作品から学べることも多かったようでした。また、見て分かるものについて長いナレーションを入れている作品もあり、その改善点についてレギュラー講師から丁寧に教わることができました。

その後は、次回講座までに提出する作品「詩に動画をつけてみる」に向けての動画編集作業を。映像を作る際の字幕と音楽の効率的な使い方について講師の堀潤さんからのレクチャーもありました。次回の発表会が楽しみです！