講師紹介

メイン講師

令和メディア研究所 主宰/インターネットメディア協会理事/白鴎大学特任教授/元TBS報道キャスター下村 健一さん
TBS報道局アナ(スペースJ、等)を15年務めた後、フリーキャスター(筑紫哲也NEWS23、サタデーずばッと、等)10年。スクープ等で社内外表彰16回。その後、2010年から内閣広報室の中枢に約900日在職、民主・自民の3政権で政府の情報発信に従事。現在は大学のみならず、小学5年生の国語教科書(光村)に「想像力のスイッチを入れよう」を執筆するなど、幅広い年代の子ども達のメディア・情報教育に携わる。主著『10代からの情報キャッチボール入門』(岩波)。
毎日新聞GHD取締役小川 一さん
コンテンツ・デジタル総合戦略担当。 京都大学卒業後、1981年毎日新聞社入社。社会部長、販売局次長、コンテンツ事業本部次長、「教育と新聞」推進本部長、編集編成局長などを経て現職。共著に「犯罪報道と人権」(現代書館)、「報道される側の人権」(明石書店)、「犯罪被害者対策の現状」(東京法令出版)、「あなたの個人情報が危ない」(小学館)など。
ジャーナリスト・キャスター堀 潤さん
元NHKアナウンサー、2001年NHK入局。「ニュースウォッチ9」リポーター、「Bizスポ」キャスターを務める。2012年、米国ロサンゼルスのUCLAで客員研究員、日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」を制作。2013年NHKを退局し、NPO法人8bitNews設立。2017年には株式会社GARDENを設立。現在、TOKYO MX「モーニングCROSS」、J-WAVE「JAM THE WORLD」、AbemaTV「AbemaPrime」など多数出演。

ゲスト講師

毎日新聞 編集委員(専門記者)大治朋子さん

1989年入社。サンデー毎日、社会部、ワシントン特派員、エルサレム特派員などを経て現職。英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所客員研究員。2017年から2年間休職しイスラエル・ヘルツェリア(IDC)学際研究所大学院(テロ対策&国土安全保障論、サイバーセキュリティ専攻)修了、シンクタンク「国際テロリズム研究所」(ICT)研修生。テルアビブ大学大学院(危機・トラウマ学)修了。防衛庁(当時)による個人情報不正収集・使用に関する報道で02、03年度新聞協会賞受賞。ボーン・上田記念国際記者賞など受賞。単著に「勝てないアメリカー『対テロ戦争』の日常」(岩波新書)、「アメリカ・メディア・ウォーズジャーナリズムの現在地」(講談社現代新書)、『歪んだ正義「普通の人」がなぜ過激化するのか』(毎日新聞出版)など。

写真家・tea farmer七咲友梨さん

島根県出身。役者として映画、ドラマ、舞台などで活動後、写真家へと転身。ポートレイトや旅の写真を中心に雑誌、広告、書籍、webなどの分野で活動。CM、ミュージックビデオ、映画など映像撮影も手がける。松浦弥太郎氏(エッセイスト)初監督作品の映画「場所はいつも旅先だった」では映像・写真の撮影を担当、2021年公開予定。

近著に写真集「朝になれば鳥たちが騒ぎだすだろう」(1.3H/イッテンサンジカン刊)。 中国地方発のローカルメディア「みんなでつくる中国山地」にて、写真撮影を担当。10/17創刊号発売。

また、2017年より島根のクラフトティーブランド「ソットチャッカ」も手がけている。

写真家・映像ディレクター菱田雄介さん

1972年東京生まれ。歴史とその傍らにある生活をテーマに撮影。2020年東京都写真美術館「日本の新進作家」選出 2017年写真の会賞2008、2010年キヤノン写真新世紀佳作、2006年ニコン三木淳奨励賞

出版

2017 「border | korea」 (LibroArte) 第30回写真の会賞受賞2014 「2011」 (vnc )2011  「アフターマス~震災後の写真~」(写真評論家飯沢耕太郎氏と共著/NTT Publishing) 2006 「BESLAN」 (新風舎 )2005  「ある日、」 (月曜社)

受賞

2018 写真の会賞 2010 キヤノン写真新世紀佳作2010 キヤノン写真新世紀佳作2006 ニコン 三木淳奨励賞

コレクション

韓国・Seoul Museum of Art (SeMA) for “border | korea” 韓国・金浦市文化財団 for “border | korea”

展示

2020.7 日本の新進作家vol.17 「border」(東京都写真美術館,東京)2019.8 Batumi PhotoDays (バトゥミ, ジョージア) 2019.6 個展「Border | Korea in Bogugot」(金浦, 韓国) 2018.8 個展「border | korea」(NOMAD Gallery/麗水,韓国) 2018.5 個展「border | korea」(Kanzan Gallery, 東京)2018.3 塩釜フォトフェスティバル (塩釜/宮城)2017.12 ソウル市立美術館「border 155」(ソウル, 韓国) 2016.11 スウォンフォトフェスティバル (水原,韓国)2016.10 大邱フォトビエンナーレ (大邱,韓国)

映画監督ヤン ヨンヒさん
1964年、大阪市生野区鶴橋生まれ。コリアン2世。米国・ニューヨークのニュースクール大学大学院コミュニケーション学部メディア研究科で修士号を取得。2005年、デビュー作のドキュメンタリー映画「ディア・ピョンヤン」を発表。2009年、ドキュメンタリー映画「愛しきソナ」を発表。2012年、初の劇映画「かぞくのくに」を発表。2018年3月、書き下ろし初小説『朝鮮大学校物語』(角川書店)を出版。
ドキュメンタリー映画監督坂上香さん
NPO法人「out of frame」代表。一橋大学客員准教授。高校卒業と同時に渡米・留学、ピッツバーグ大学で社会経済開発学の修士号を取得。南米を放浪した後、帰国後TVドキュメンタリーの道へ。「被害者」による死刑廃止運動、犯罪者の更生、回復共同体、修復的司法、ドラッグコート(薬物裁判所)など、暴力・犯罪に対するオルターナティブな向き合い方を映像化。ATP賞第1回新人奨励賞を皮切りに、ギャラクシー賞大賞、文化庁芸術祭テレビ部門優秀賞、ATPドキュメンタリー部門優秀賞等、数多くの賞を受賞。2001年TV業界を去り、大学専任教員に転職。メディア教育に従事しながら、薬物依存症の女性やその子どもたち、刑務所等に収容される人々を対象に、映像やアートを使ったワークショップも行う。2012年、映画制作に専念するためインディペンデントに。劇場初公開作品でアメリカの刑務所が舞台の『ライファーズ 終身刑を超えて』(2004)で、New York International Independent Film and Video Festival海外ドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞。2作目の『トークバック 沈黙を破る女たち』(2013)はLondon Feminist Film Festivalのオープニングに選ばれる。「暴力の後をいかに生きるか」をテーマに、「希望」や「成長」に着目した作品をこれからも作り続けていきたいと考える。主な著書に『癒しと和解への旅』(岩波書店)、『ライファーズ 罪に向きあう』(みすず書房)。絵本の翻訳に『ねぇねぇ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと』、『きょうのわたしは ソワソワ ワクワク』(偕成社)。
ジャーナリスト土井敏邦さん

1985年以来、パレスチナをはじめ各地を取材。1993年よりビデオ・ジャーナリストとしての活動も開始し、パレスチナやアジアに関するドキュメンタリーを制作、テレビ各局で放映される。2005年に『ファルージャ 2004年4月』、2009年には『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』全4部作を完成、その第4部『沈黙を破る』は劇場公開され、2009年度キネマ旬報ベスト・テンの文化映画部門で第1位、石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。次作となった『“私”を生きる』(2010年)は、2012年度キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門で第2位。

東日本大震災後に制作された中編『飯舘村 第一章・故郷を追われる村人たち』(2012年)では「ゆふいん文化・記録映画祭・第5回松川賞」を受賞。また、2012年には、ビルマ(ミャンマー)から政治難民として日本に渡った青年を14年にわたって見つめた『異国に生きる 日本の中のビルマ人』で2013年度キネマ旬報文化映画第3位、文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞。その他に『飯舘村 放射能帰村』(2013)、『ガザに生きる』全5部作(2014)など。著書は『アメリカのユダヤ人』、『沈黙を破る─元イスラエル軍将兵が語る“占領”─』(いずれも岩波書店)など多数。

クリエイティブディレクター原野守弘さん
経営戦略や事業戦略の立案から、製品開発、プロダクトデザイン、メディア企画、広告のクリエイティブディレクションまで、広範囲な分野で一流の実績を持っている。電通、ドリル、PARTYを経て、2012年11月、株式会社もりを設立、代表に就任。 「OK Go: I Won't Let You Down」「NTT Docomo: 森の木琴」「Honda. Great Journey.」「Polaリクルートフォーラム」「日本は、義理チョコをやめよう。Godiva」などを手がける。TED: Ads Worth Spreading、MTV Video Music Awards、D&AD Yellow Pencil、カンヌ国際広告祭 金賞、One Show 金賞、Spikes Asia グランプリ、AdFest グランプリ、ACC グランプリ、TCC 金賞、ADC 金賞、広告電通賞 最優秀賞、グッドデザイン賞 金賞、Penクリエイターアワード2017など、内外で受賞多数。 D&AD会員、NY ADC会員。2017年 One Show Cross Platform部門 審査員、2016年/2014年 Andy Awards 審査員、2013年 D&AD 審査委員長、カンヌ国際広告祭 Innovation部門 審査員、2012年 カンヌ国際広告祭 T&I部門 審査員、Spikes Asia 審査委員長、グッドデザイン賞 審査員。大阪芸術大学 教授。英国・Campaign誌の「The World's Leading Independent Agencies 2014」にも選出された。
映画作家舩橋淳さん
東京大学卒業後、ニューヨークで映画制作を学ぶ。処女作『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞。第二作『Big River』(2006、主演オダギリジョー)はベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭等でプレミア上映された。2005年アルツハイマー病に関するドキュメンタリーで米テリー賞を受賞。2012年福島原発事故を描いた「フタバから遠く離れて」は、ベルリン国際映画祭でワールドプレミア、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴え、その後世界40カ国以上で公開された。同スピンオフ作品「放射能 Radioactive」は、仏Signes de Nuit国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞。2013年メロドラマ『桜並木の満開の下に』(主演:臼田あさ美、三浦貴大)はベルリン国際映画祭へ5作連続招待の快挙。他に「小津安二郎・没後50年 隠された視線」(2013, NHKで放映)、「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY OF NMB48」(2016)など。2018年日葡合作の劇映画「ポルトの恋人たち 時の記憶」(主演柄本祐、アナ・モレイラ)を監督。柄本佑はキネマ旬報最優秀男優賞に輝いた。 オフィシャルHP:www.atsushifunahashi.com
毎日新聞「特別報道部」取材班キャップ田中龍士さん
早稲田大学政治経済学部を卒業後、2002年に毎日新聞社入社。初任地の滋賀県・大津支局で事件取材に明け暮れる。大阪本社社会部では大阪地検特捜部を担当したほか、毎日新聞が1979年に始めた「世界子ども救援キャンペーン」の取材でアフリカ・コンゴ民主共和国に長期滞在。レアメタル争奪の陰で引き起こされる紛争の悲劇をルポしたのを契機に国際報道に軸足を移す。イランの首都テヘランで4年間特派員を務め、中東情勢や周辺国のテロ現場などを取材。イランの精鋭部隊によってアフガニスタン難民が秘密裏に紛争地に連れ出される現場を世界で初めて特定し、報じた。2011年に設立された調査報道の専門部署「特別報道グループ」の初代メンバーとして、認知症の身元不明者らを巡るキャンペーン「老いてさまよう」(新聞協会賞受賞)などを担当。現在、今年5月に拡大新設された「特別報道部」で取材班キャップを務める。
東京新聞社会部記者望月衣塑子さん
1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東 京・中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件 を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をス クープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。東京地裁・高裁での裁判を担当 し、その後経済部記者、社会部遊軍記者として、防衛省の武器輸出、軍学共同な どをテーマに取材。174月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一 員となり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている。著書に『武器輸出 と日本企業』(角川新書)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著、あけび 書房)、「THE 独裁者」(KKベストセラーズ)、「追及力」(光文社)、「権力 と新聞の大問題」(集英社)。2017年に、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励 賞を受賞。二児の母。2019年度、「税を追う」取材チームでJCJ大賞受賞
人間、ときどき映像作家丹下紘希さん
ミュージックビデオの監督、アートディレクター。 視点を変えて生きていく社会芸術運動「Noddin」創設メンバー。 戦争のつくりかたアニメーションプロジェクト発起人。架空の政党、自由無人党員。 「未来への手紙」「はじまりのひかりんご」「投票所はあっちプロジェクト」「あなたを心配する手紙」「騙されない機能付きテレビ真実一号」「概念ガチャ-お金とは何か?」 差別などの理不尽、自然の破壊、暴力、戦争のない、ちょうどいい人間を目指す。
映画監督信友直子さん
1984年東京大学文学部卒業。 1986年から映像制作に携わり、フジテレビ「NONFIX」や「ザ・ノンフィクション」で数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける。 「NONFIX 青山世多加」で放送文化基金賞奨励賞、「ザ・ノンフィクション おっぱいと東京タワー〜私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞を受賞。 他に、北朝鮮拉致問題・ひきこもり・若年認知症・ネットカフェ難民などの社会的なテーマから、アキバ系や草食男子などの生態という現代社会の一面を切り取ってきた。 映画初監督作品「ぼけますから、よろしくお願いします。」公開中。
フォトジャーナリスト高橋智史さん
フォトジャーナリスト。1981年秋田県秋田市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。 大学在学中の2003年からカンボジアを中心に東南アジアの社会問題の取材を開始。2007年4月からカンボジアの首都プノンペンに居を移し、カンボジアの社会問題や生活、文化、歴史を集中的に取材。現在は、政府と開発業者が結びついた土地の強制収用問題を始めとしたカンボジアの人権問題に焦点を当て、権力の横暴に命をかけて立ち向かう人々の切望を記録し、Cambodia Daily、CNBC、The Guardianなどの英字メディアを中心に取材写真が掲載されている。昨年でカンボジア取材通算15年目を迎え、最新の写真集「RESISTANCE カンボジア 屈せざる人々の願い」を発表し、第38回「土門拳賞」を受賞した。 主な受賞歴に、2014年「名取洋之助写真賞」、2016年「三木淳賞奨励賞」、2019年「土門拳賞」がある。著作に、写真集、「湖上の命‐カンボジア・トンレサップの人々‐」(窓社)、フォトルポルタージュ「素顔のカンボジア」(秋田魁新報社)、「RESISTANCE カンボジア 屈せざる人々の願い」(秋田魁新報社)がある。
VRアーティストせきぐちあいみさん
神奈川県相模原市生まれ。クリーク・アンド・リバー社所属。
VRアーティストとして多種多様なアート作品を制作しながら、国内にとどまらず、海外(アメリカ、ドイツ、タイ、マレーシア、シンガポールetc)でもVRパフォーマンスを披露して活動している。
2017年、VRアート普及のため、世界初のVR個展を実施すべくクラウドファンディングに挑戦し、目標額の3倍強(347%)を達成。
博報堂プロダクツ アドバイザー。
映像作家関根光才さん
1976年生まれ。東京都出身。上智大学文学部哲学科卒業後、CM制作会社ハット在籍中の2005年に短編映画『RIGHT PLACE』を初監督し、翌年カンヌライオンズ(カンヌ国際広告祭)のヤング・ディレクターズ・アワードにてグランプリを受賞、同年SHOTSの発表する新人監督ランキングで世界1位となり、国際的にも認知される日本人監督となる。 2008年に独立して以降、TOYOTA、Nike、Adidas、資生堂など数多くの広告映像や、Mr. Children、安室奈美恵、奥田民生、The Fin.、Young Juvenile Youthなどのミュージックビデオを演出し、2012年には短編オムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望~』にて岡本かの子原作『鮨」を監督。2014年の広告作品HONDA Internavi『Ayrton Senna 1989』ではカンヌライオンズで日本人初となるチタニウム部門グランプリ、フィルム部門ゴールド等多数の賞を受賞。 2018年秋には初めて監督・脚本を手がけた長編劇場映画「生きてるだけで、愛。」(本谷有希子原作)、長編ドキュメンタリー映画「太陽の塔」も公開となる。 現在は国内・国外で映画監督・映像作家としての活動を行う傍ら、東日本大震災以降に発足した、表現で社会や政治に向き合うアートプロジェクト「NOddIN(ノディン)」などでも創作活動を続けている。
ジャーナリスト/リサーラ・メディア代表エルカシュ・ナジーブさん
1973年シリア生まれ。レバノンのベイルートアメリカン大学卒業(心理学専攻)。英国のロンドンフィルムアカデミーで映画制作を学び1997年に来日。東京大学大学院、名古屋大学大学院にて映画理論を研究、日本映画のヌーベルバーグ、主に今村昌平を専門に。制作会社リサーラ・メディアの代表として1998年から日本や北東アジアを取材し、France 24 Arabic (フランス国営テレビのアラビア語チャンネル)やアルアラビーヤ、クウェート国営TV、オマーン国営TV、ドバイTV、アシャルク・アルアウサト新聞など、アラブ諸国やヨーロッパのメデイアに取材を配信。東日本大震災以降、東北を集中的に取材。 アラブ・アジア・ネットワーク(A-Net)の代表として、文化交流の分野にも活動。2005~08年東京アラブ映画祭(日本国際交流基金主催)や山形国際ドキュメンタリー映画祭のアドバイザー。2008年にアラブ・フェスティバルを主催し、アラブのジャズ音楽やアニメオタク文化を紹介。Facebookのページ【シリア文化の家】を運営。 文化外交も専門にしてる。2005年愛知万博(日本)、2010年上海万博(中国)、そして2012年麗水万博(韓国)に於いて、参加したアラブ諸国の広報・報道事業を担当した。2020年に開催される東京五輪とドバイ万博を通じて、五輪や万博など「メガイベント」という分野におけるパブリック・ディプロマシーやソフト・パワーのあり方を考えている。 その他、2006~07年、駐日クウェート大使館における教育・文化事業を担当。
(株)社会の広告社 代表取締役/ソーシャルクリエイティブディレクター/映画監督山田英治さん
早稲田大学政経学部卒業後、(株)博報堂にコピーライターとして入社。CMプランナーとして数々のTVCMを制作。2000年より映画制作をスタート。「鍵がない」(つぐみ、大森南朋出演)で劇場公開デビュー。 脚本家としてNHK「中学生日記」に参加。ラジオ番組の構成作家、作詞など、多岐にわたる活動を展開。3.11後は、社会的イシューをクリエイティブで解決していくNPO法人Better than today.を立ち上げる。2011年の東日本大震災後は、社会課題をクリエイティブのスキルを活用して解決していくソーシャルクリエイティブプロデューサーとして、様々な社会テーマの広報やコンテンツ開発、地方自治体のブランディングを担当。2018年4月より博報堂を退社し、社会テーマ専門のクリエイティブエージェンシー(株)社会の広告社を立ち上げる。ドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」全国で公開中。 https://hotaruriver.net/
写真家/アートディレクターワタナベアニさん
1964年生まれ。神奈川県横浜市出身。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務後「NINJA FILMS」設立。アートディレクター・クリエイティブディレクターとして「45R」などのブランディングデザインを手掛ける。2006年よりアートディレクターと並行して写真家としての活動を本格的にスタート。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展を中心に活動。
フォトジャーナリスト/ライター佐藤慧さん
Dialogue for People所属。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国家−人種−宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。2011年世界ピースアートコンクール入賞。著書に『Fragments 魂のかけら 東日本大震災の記憶』(かもがわ出版)、他。
国際ジャーナリスト高橋 浩祐さん
英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』東京特派員。2003年12月米国コロンビア大学大学院でジャーナリズム、国際関係公共政策の修士号取得。ハフィントンポスト日本版編集長や日経CNBCコメンテーターを歴任。朝日新聞社、ブルームバーグ・ニューズ、 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、ロイター通信で記者や編集者を務める。
フォトジャーナリスト豊田 直巳さん
2003年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。イラクやパレスチナなどの紛争地を巡り、人々にとっての「戦争と平和」を写真や映像で報道。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリ取材の経験から、原発震災以降はフクシマを中心に取材し、新聞、雑誌やテレビで報道。
映画作家/プロデューサー代島 治彦さん
有限会社スコブル工房代表。1994年9月から2003年4月までミニシアター「BOX東中野(現・ポレポレ東中野)」を経営。多数の映画・テレビ番組を製作・演出。2007年より映画美学校講師を務める。最新作の 「三里塚のイカロス」で第72回毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞を受賞。現在、全国順次公開中。
現代美術家/東京大学生産技術研究所特任准教授スプツニ子さん
ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学部を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了。2013年からマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教として デザイン・フィクション研究室を主宰し、2017年より現職。RCA在学中より、テクノロジーによって変化する社会を考察・議論するデザイン作品を制作。
映画作家想田 和弘さん
東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手がけた後、台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』(07)、『精神』(08)、『Peace』(10)、『演劇1』(12)、『演劇2』(12)、『選挙2』(13)、『牡蠣工場』(15)があり、国際映画祭などでの受賞多数。最新作は『港町』『The Big House』。
コピーライター阿部 広太郎さん
電通、コンテンツビジネス・デザイン・センター所属。「企画でメシを食っていく」主宰。「今でしょ!」が話題になった東進ハイスクールのCM「生徒への檄文篇」の制作に携わる。現在は、作詞や企画など、言葉の力を軸にコンテンツ開発を担う。映画「アイスと雨音」、「君が君で君だ」プロデューサー、「ダイアログ」シリーズを追ったドキュメンタリー番組「未知との対話」企画・プロデュース。シンガーソングライター向井太一「FLY」「Blue」「空 feat. SALU」」共作詞。著書に、『待っていても、はじまらない。―潔く前に進め』(弘文堂)。
映画プロデューサー/日本映画大学教授安岡 卓治さん
原一男監督「ゆきゆきて、神軍」(1988)の助監督を経て、園子温らのインディーズ映画を数多くプロデュース。森達也監督作品『A』『A2』で撮影・編集を共同、製作も担当する。プロデュース作品「LittleBird イラク戦火の家族たち」(2005)がロカルノ国際映画祭人権部門最優秀賞受賞。共同監督作品「311」(2011)、編集作品「遺言 原発さえなければ」(2013)が山形国際ドキュメンタリー映画祭で公式上映。
映像ディレクター/フリージャーナリスト笠井 千晶さん
放送局報道記者など15年の経験を経てフリーに。日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門最優秀賞(2004年)など受賞。震災後、東北での撮影と映像制作、個人上映会の開催を続ける。東日本大震災を映像で伝える「想い願うプロジェクト」主催。最新作は「Life 生きてゆく」。
作家/広告プランナー浅生 鴨さん
NHK職員時代に担当した広報局のツイッターアカウント@NHK_PRの中の人1号として話題を集める。初の短編小説「エビくん」は各方面の注目を浴び日本文芸家協会編『文学2014』に収録された。著書に『伴走者』『どこでもない場所』など。
「Vice Media Japan」代表取締役佐藤 ビンゴさん
1995年結成の「54-71」でバンド活動を行う傍ら、2007年に音楽レーベル&プロモーター事業を行う「contrarede」を設立。雑誌「Libertin DUNE」の刊行やバンドの海外ツアーを通じて「Vice US」との交流を深め、2012年には、日本支社「Vice Media Japan」を設立。
映画監督/作家森 達也さん
1998年オウム真理教の現役信者を被写体としたドキュメンタリー映画「A」を公開。ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。2011年『A3』で講談社ノンフィクション賞を受賞。最新作は「FAKE」。
放送作家/脚本家きたむら けんじさん
放送作家としてJ-WAVE TOKYO MORNING RADIO、STEP ONE、JAM THE WORLD、JUMP OVERなど主にラジオのニュース/情報番組を手がけている。舞台公演では、取材を元にした社会派の人情喜劇を作劇。福島県小名浜にあるソープランド街を舞台にした「泡」、米軍基地建設に揺れる沖縄県民の心情を描いた「無心」、知的障害者の雇用問題を題材に”働くこと”の真理を描いた「幸福な職場」、東京大空襲で被災した実在女性の半生を描いた「魚の目に水は映らず」。11月水戸芸術館で「イワンのばか」(脚本担当)、2020年3月中野のテアトルBONBONにて「エール!」(作・演)の公演が控えている。
入江 杏さん
国際基督教大学(ICU)卒業。2000年末、8年間の英国生活から帰国した途端に、世田谷一家殺人事件により、隣地に住む妹一家四人を失う。犯罪被害の悲しみ・苦しみと向き合い、葛藤の中で「生き直し」をした体験から、「悲しみを生きる力に」をテーマとして、行政・学校・企業などで講演・勉強会を開催。「ミシュカの森」の活動を核に、悲しみの発信から再生を模索する人たちのネットワークづくりに努める。
ROCK’N ROLL JAPAN株式会社 取締役兼プロデューサー湯川 篤毅さん
ミュージックビデオ、有名広告、映画製作などを手がける。2009年、ACC広告祭でベストプロデューサー賞受賞。その他、「Light Up Nippon」プロジェクト発起人も務める。
フォトジャーナリスト安田 菜津紀さん
1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
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